Digital correction

国内でもごくわずかの
デジタル矯正治療を。

当院では日本国内の数多くの矯正歯科専門医院の中で、
まだ数医院しか取り入れていないデジタル矯正治療を行います。
これはアメリカ合衆国テキサス州ダラスに本社を置く
Orametrix社が提供するSureSmile®というシステムによる
治療です。
歯槽骨の厚みや歯根の形態などをデジタルモデルに再現させ、
より正確な口腔内状態を知ることができます。
終仕上げに細かな調整が必要でどうしても期間が
かかってしまう最終ステージを一気に短縮させることが
可能となります。

歯科用CTによるデジタル矯正治療の強み

最終治療目標の歯並びやかみ合わせが明確に分かります

治療はまず患者さまの口腔内を光学カメラでスキャンし、診断用デジタルモデルを作製します。
そのデジタルモデルとレントゲン写真のコンピューター分析を用い、診断、治療方針の決定、治療計画の立案を行います。また、歯科用CT撮影で得られた歯槽骨の厚みや歯根の形態などをデジタルモデルに再現させ、より正確な口腔内状態を知ることができます。そしてコンピューター上で、自由に歯を移動させ、最終治療目標の歯並びやかみ合わせをシミュレーションします。

3次元すべての方向に移動させることができる非常に優れたワイヤー

治療方法は１つとは限らないことが多く、幾通りもの治療シミュレーションを見ながら、患者さまのお口の中の状態やご本人の要望などをよく検討して、患者さまと一緒に治療方針の決定をいたします。
実際に治療が始まり、初期のおおまかな歯の並びができたところで、再度、患者さまの歯を装置の付いた状態でスキャンし、そのデータをアメリカのデジタルラボに送信します。そしてその治療用デジタルモデルをもとに、より緊密なかみ合わせになるような最終セットアップモデルを完成させ、SureSmile®による治療用のカスタムワイヤーをオーダーします。このワイヤーは形状記憶と超弾性のチタン合金ワイヤーをロボットが熱処理を加えながら調整したもので、すべての歯を同時に、また3次元すべての方向に移動させることができる非常に優れたワイヤーです。この技術はいくら矯正医がエキスパートであったとしても、この精度にはとうていかないません。そのため通常、最終仕上げに細かな調整が必要でどうしても期間がかかってしまう最終ステージを一気に短縮させることが可能となります。

矯正治療が平均で約30% 短縮できます

このように、デジタル化により正確な診断、見える治療計画により最終目標がより明確になりますので、患者さまにとりましても治療がわかりやすいため、治療経過を楽しみながら矯正治療を受けていただくことができます。そしてなんといっても、通常2～3年かかってしまう矯正治療が平均で約30% 短縮でき、月数でいうと平均8か月間ほど短くなるというのはこのうえなくうれしいことだと思います。

どんな矯正装置にでも対応できる優れもの

SureSmile®　のカスタムワイヤーは特に歯の裏側矯正に威力を発揮します。
昨今、数多くのデジタル矯正技術が開発され、すでに多くのデジタル矯正システムが普及し始めています。
その中でも　SureSmile®　だけが、装置を選ばない、どんな矯正装置にでも対応でき、また複数の装置を使い分けてカスタマイズできるという優れものです。